睡眠記録アプリ「Sleepa」のリリースにつきまして
開発者@Medisenseです。
11月5日の話ですが、弊社の最初のプロダクトである「Sleepa」が、App Storeでリリースされました。AppStoreのリンクはこちらです。
公式のリリースについては、こちらのプレスリリースをご覧ください。以前から、このページでは開発中のSleepaについて記事を書いてきました。紆余曲折ありましたが、無事にリリースできて開発者としてはほっとしております。
Sleepaは、睡眠をテーマとしたアプリとしては、かなり医療寄りにデザインされたアプリです。ブレスリリースにも「医療の現場から生まれたアプリ」と記載されていますが、実際、弊社代表の木村が長年臨床で培った不眠症治療のノウハウを元に機能開発しています。
ただ、率直に申し上げると、現状のSleepaは当初予定していた機能がすべて搭載されているわけではありません。それは、主に医療分野の法規制との兼ね合いが原因でありまして、今後、機能追加で対応していく予定です。
現状のSleepaがターゲットとして考えているのは、睡眠誤認のケース。睡眠誤認とは、患者本人は「寝られていない」と感じているのですが、実際は寝られているケースのことを指します。
いわゆる「不眠症」の半分以上はこの睡眠誤認であると言われています。実際は寝られているので、睡眠薬は必要ありません。睡眠薬の服用は、できる限り避けた方が良いのは間違いないところで、副作用や、睡眠薬への依存が生じることも多々あります。必要のない睡眠薬を飲む必要はないのです。
では、なぜ寝られているのに「寝られていない」と感じるのでしょうか。これには様々なケースが考えられるため、一概に「これが原因だ」とは言えません。
「睡眠の質が低い」ということもあり得るでしょう。では、「睡眠の質が低い」とはどのような滋養教でしょうか。Sleepaで、睡眠グラフを確認してみましょう。「ディープ睡眠」がどの程度あるのか、あるいは睡眠中の覚醒の回数はどの程度あるのか、そうしたことを、確認してみると、なぜ自分が「寝られていない」と感じているのかがわかります。
不眠に悩んでいる方は、ぜひ、Sleepaを試して頂ければと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
